Others 7. その他

7-1 日本との協力

広島大学
日本の教育学界の中に長い歴史を持つ広島大学教育学部からは、 国内支援委員会によるご支援だけでなく、 本プロジェクトをサポートするコンソーシャム、長期・短期専門家派遣のリクルート支援、 カウンターパートの研修員受入、など全面的なバックアップをお願いしています。
鳴門教育大学
生物教育のカウンターパートであるMr. Makoba Kizitoが平成13年11月よりお世話になりました。 平成16年4月に2年間の修士課程を終え、鳴門教育大学で得た経験・知識を本プロジェクト活動へ生かし、活躍中です。 さらに平成14年9月からは数学教育のMrs. Nancy Nuiが、やはり修士課程でお世話になっております。 彼らには、大学で学ぶ専門知識や経験、人的交流をベースとして、それのみに満足せず、 色々な機会を捉えて日本の小・中・高等学校で行われている授業の様子を存分に吸収してもらい、 ケニアSMASSEに戻った時には、ケニアのセカンダリースクールの教室に紹介する 魅力溢れる授業計画を沢山作ってくれることを期待しています。

7-2 周辺諸国との協力

JICAプロジェクトは、大きく5つの分野(社会開発、人間開発、地球環境、農村開発、経済開発) に分類できますが、SMASSEは「人間開発」分野の中の 「中等理数科教育」分野のJICAプロジェクトとして、アフリカ大陸で初の試みです。

この経験をケニア国内のみならず、他のアフリカ周辺諸国における教育開発にも役立てるべく、 こちらから周辺国を訪問したり、逆に訪問を受け入れたりしながら、 他国の教育関係者(JICA専門家等を含む)との人的交流・意見交換を深めつつ、 SMASSEプロジェクトの活動成果を広範囲へ普及する努力を行っています。

こうした「開発途上国が先進国からの援助により得た知識・技術を、 その経験を踏まえて周辺の開発途上国へ再び移転する技術協力」の事を「南南協力」と言います。

SMASSEフェーズ2では、事業の二本柱の一つとして域内協力の推進を計画しており、 ASEI&PDSIアプローチに基づいた理数科授業改造運動をアフリカ周辺諸国へも普及させるべく、 この南南協力を本格的に実施していく予定です。具体的には、各国で教員養成に携わる スタッフに1ヶ月程度SMASSEに来てもらい、研修を受けてもらうという「第三国集団研修」 を開始しました。

また、アジアにおける同分野のプロジェクトが実施されたフィリピンとの交流や、 ホンジュラスの初等算数教育におけるPROTENAMプロジェクトとの交流を開始することにより、 「アジアの経験をアフリカに生かす」あるいは「日本のアフリカにおける経験を中米に生かす」という、 さらに大きな形の南南協力を実現してゆきたいと考えています。

サブサハラアフリカ諸国における中等理数科教育分野でのJICA協力
国名 協力形態

ケニア
プロジェクト
青年海外協力隊
SMASSE
理数科教師隊員、似吹紀彦(いぶきのりひこ)シニア隊員

マラウイ
個別専門家
青年海外協力隊
中山 嘉人 専門家
理数科教師隊員

ザンビア
青年海外協力隊 理数科教師隊員

ガーナ
プロジェクト
個別専門家
青年海外協力隊
小中学校理数科教育改善計画(STMプロジェクト)
松田 徳子 専門家
理数科教師隊員

タンザニア
青年海外協力隊 理数科教師隊員

モザンビーク
青年海外協力隊 理数科教師隊員

南アフリカ
専門家チーム派遣
青年海外協力隊
ムプマランガ州中等理数科教員再訓練計画(MSSI)
理数科教師隊員

ウガンダ
個別専門家 吉川 直樹 専門家

7-3 SMASSE WECSA

平成13年2月と平成14年6月に実施したアフリカ域内協力会議と、その成果である SMASSE-WECSA(SMASSE in Western, Eastern, Central and Southern Africa Association) 事務局の設立は、こうした南南協力を途上国政府自らの手で 実施するための象徴的な第一歩となりました。

さらに日本政府が平成14年8月のWSSDの場にて、タイプ2文書の一項目として「アフリカへの 理数科教育を通した人材育成支援」を登録し、その枠組みとしてケニア・ガーナ・ 南アで実施されている教育プロジェクトのネットワークを利用する旨を言及したことは、 アフリカの人々が国境を越えて自ら作り上げた教育ネットワークの活動を、 日本政府として継続的にサポートしていく旨の宣言であり、 我々の地道な活動の大きさがあらためて認知されたことの証と言えます。

平成15年6月には第3回会議がガーナの首都アクラで行われ、 西アフリカに多いフランス語圏諸国や、ドナー機関の参加を得て 18ヶ国91名が参加するまでに成長しました。

平成16年8月にはSMASSE-WECSA Associationと、アフリカ大陸による自助努力の象徴である NEPAD事務局 との連携覚書署名式が行われました。 今後、アフリカ諸国の政府ハイレベルへの啓蒙活動がより円滑になることが期待されます。

SMASSE WECSA参加国一覧

Republic of Burundi

Republic of Ghana

Republic of Kenya

Kingdom of Lesotho

Republic of the Malawi

Republic of Mozambique

Republic of Rwanda

Republic of South Africa

Kingdom of Swaziland

United Republic of Tanzania

Republic of Uganda

Republic of Zambia

Republic of Zimbabwe


7-4 各種資料

プロジェクト活動の設計図であるプロジェクトデザインマトリックス(PDM)や、 プロジェクトがケニアの教育現場に発信するニュースレター(準備中)、 日本人専門家が色々なメディアへ発表した原稿、 SMASSEの各種イベント報告書などなど・・・ 各種のプロジェクト作成資料にリンク/ダウンロードできます(一部不可)。 徐々に揃えていきます。

資料名 執筆者・作製者 作製時期 種類・サイズ
ケニアの持続的発展を求めて
(JICA広報TV番組「地球家族」, 30分)
JICA 2002.12 JICA Homepage
SMASSE Project Design Matrix (PDM) ver 2
(英語・オリジナル)
中間評価PCM会議 2000.10 PDF, 8kb
SMASSE Project Design Matrix (PDM) ver 2
(日本語・参考和訳)
中間評価PCM会議 2000.10 PDF, 10kb
アフリカとケニアの教育事情
(ホームページ用書き下ろし)
杉山 隆彦 2002.3  
アフリカに技術協力の持続的発展を求めて
(JICAフロンティア 2002年1月号)
杉山 隆彦 2002.1 JICA Homepage
「技術協力は旧弊か」
(JICAフロンティア 2003年3月号)

2003.3 JICA Homepage
「経験を共有、改善へつなげる」
(JICAフロンティア2003年8月号)

2003.8 JICA Homepage
「アフリカへの援助」
(毎日新聞 平成15年10月1日号)
生長 恵理 記者 2003.10.1 毎日新聞「記者の目」
ケニアの大統領選あれこれ−投票前後を振り返って−
(アフリカ協会発行「月刊アフリカ」2003年2月号より転載)
杉山 隆彦 2003.2 PDF, 22kb
SMASSEプロジェクトに魅せられて
(JICAケニア専門家ニュースレター)
武村 重和 2001.11  
ケニア人言語録・見聞録
(ホームページ用書き下ろし)
徳田 智磯 2002.3  
SMASSEの現職教員研修カリキュラムについて
(ホームページ用書き下ろし)
徳田 智磯 2003.9  
ASEI授業とは?
(ホームページ用書き下ろし)
徳田 智磯 2002.7  
ザンビアSMASTE-WorkShop参加報告
徳田 智磯 2003.2  
マラウイ出張報告
服部 浩昌 2002.11  
鳴門教育大学SMASSE研修員(Kizito & Nancy)訪問
服部 浩昌 2002.12  
SMASSEのモニタリングと評価
服部 浩昌 2003.3  
SMASSE の紹介
(ケニア日本人会会報Jambo)
長沼 啓一 2001.12  
統計から見たケニアの卒業試験
(ホームページ用書き下ろし)
長沼 啓一 2003.2  
SMASSEでの経験
(技術協力改革シンポジウムでの発表)
B. Njuguna 2003.1 PowerPoint,
564k
技術協力改革シンポジウム報告書 B. Njuguna 2003.1 PDF, 16k
「ケニアから日本の教育を考える」
明治図書 月刊「現代教育科学」連載 (全12回)
武村 重和 2002.4-
2003.3
 
「日本の理科教育における国際協力の実態」
日本理科教育学会「理科の教育」平成15年1月号
武村 重和 2003.1  
SMASSE 運営指導(中間評価)調査団報告書 JICA社会開発協力部 2001.1  
SMASSE 終了時評価報告書(現在JICA本部にて作成中) JICA社会開発協力部 2002.11  
SMASSE News Letter No.1 NL編集委員会 1998.11  
SMASSE News Letter No.2 NL編集委員会 1999.5  
SMASSE News Letter No.3 NL編集委員会 1999.11  
SMASSE News Letter No.4 NL編集委員会 2000.5  
SMASSE News Letter No.5 NL編集委員会 2000.11  
SMASSE News Letter No.6 NL編集委員会 2001.5  
SMASSE News Letter No.7 NL編集委員会 2001.11  
SMASSE News Letter No.8 NL編集委員会 2002.5  
SMASSE News Letter No.9 NL編集委員会 2002.11  
SMASSE News Letter No.10 NL編集委員会 2003.6  
SMASSE News Letter No.11 NL編集委員会 2003.11  

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