SMASSE Homepage - What's New 1-2 What's New? (平成16年7月〜12月分)

平成16年11月25日〜27日、12月6日〜8日 ウガンダにおける理数科プロジェクトの形成支援活動

 マラウイに続き、ウガンダでも理数科教育プロジェクトが始まろうとしています。 その青写真作成のため、ウガンダ教育省とJICA側関係者による協議が活発化している のですが、その技術的サポート役としてSMASSE-WECSAの人的資源が期待されてい ます。11月下旬にはウガンダ教育省主催の討論会へケニア人スタッフ2名を派遣、 12月上旬にはウガンダ教育省高官7名がケニア教育省とSMASSEを視察訪問する等、 アフリカ域内での交流がより良いプロジェクト形成に貢献するよう協力しています。

平成16年11月15日〜19日 ADEA運営委員会への出席

 今年4月のジュネーブでの運営委員会出席に続き、ルワンダの首都キガリでの運営 委員会に出席しました。SMASSE-WECSAによる草の根レベルの実践活動を、アフリ カ教育界の政策レベルに影響させようと目論み、各方面へ働きかけてきた理数科ワー キンググループの設立が承認され、これから組織体制や具体的な活動内容の詳細を検 討することになりました。

平成16年11月8日〜12月10日 第2回第三国研修の実施

 今年1月から2月にかけて4週間実施した第1回第三国研修(7ヶ国から42名が参加)に 引き続き、第2回第三国研修を実施しました。前回の経験を踏まえ、研修内容を改善し、 定員を88名(参加割り当て国16ヶ国)へと倍増し、期間も5週間に延長して実施しました (結局、15ヶ国から85名が参加)。

 セネガルからの研修員3名が、象牙海岸国のアビジャン空港で起きた在留仏軍と 反政府軍の衝突に巻き込まれ、ケニア到着が一晩遅れるなど、ヒヤリとするトラブルも ありましたが、無事終了しました。今後も毎年最後の恒例行事として継続していく計画です。

平成16年10月22日 内山葉月専門家(理科教育)の赴任

 10月22日よりSMASSE Nationalチームの一員となりました、理科教育担当の内山 葉月です。どうぞよろしくお願いいたします。私は昨年の8月までの3年間、ケニアの マクエニ県で、協力隊理数科教師グループ派遣のシニア隊員として活動していました。 配属先の県教育事務所で、視学官たちとマクエニ県内の中等学校の訪問、SMASSEの 地方INSETの計画・実施、地域の理数科教師やJOCV理数科隊員らと理数科教師組 織の設立・運営に携わった経験は、ケニアの地方の学校事情を理解する大きな助けと なっています。ケニアの教育運動であるASEI授業により多くの教師が共感し、実践 し、授業改善をしていけるよう、SMASSEチームの一員として最善を尽くしていきた いと思います。

平成16年10月1日 第1回JICA賞の受賞

 10月1日に独立行政法人化1周年を迎えた国際協力機構(JICA)は「JICA設立記念式典」を催し、 「第1回JICA理事長表彰」表彰式と 第1回 JICA賞 の発表を行いました。
 「JICA賞」は、JICAが実施する事業のうち、特に優秀な成果を収めた案件・事業に対する表彰制度 として創設されたもので、過去に実施された全世界の案件のなかから21件が選ばれました。
 その栄えある「第1回 JICA賞」をSMASSEプロジェクト(フェーズ1)を受賞しました。 これを励みとして、また自信として、フェーズ2で実施中のケニア全国展開事業を完成させ、 アフリカ域内に広くASEI&PDSIを普及していきたいと思います。

平成16年9月27日〜10月15日 中等理数科学習達成度調査の実施

 ケニアの中等学校を対象として、学力、思考力と教授法、意識、態度や学習との関係について 調べる調査を実施中です。(全国約3,500校から150校を抽出し、生徒6,000名(各学校40名)、 先生600名(同4名)、校長150名にアンケート調査を実施)
 この調査結果をもとに、さらに中央研修、校長研修を始めとする研修カリキュラムの改善を行うだけでなく、 ケニア教育省への提言をまとめていく予定です。

平成16年9月26日〜10月1日 ナイジェリア中等理数科支援のためのワークショップ参加

 ナイジェリア政府が復活させようとしている現職教員制度立て直しのため、 ASEI&PDSIに基づく理数科授業改造運動がお役に立てそうです。 ケニア人3名と日本人1名が訪問し、ナイジェリア側関係者との話し合いを通じて、 今後の具体的方策を決議しました。

平成16年9月13日〜9月17日 ホンジュラス算数指導力向上プロジェクト関係者の来訪

 ホンジュラス算数指導力向上プロジェクト関係者の来訪(2004.9.13-9.17) 算数の成績不振による中退と留年が深刻な中米の国ホンジュラスで、教員用指導書と 生徒用ドリルの開発と普及により、教員指導力と生徒学力の向上を目指している PROMETAMプロジェクト。その関係者の皆様が私達の活動の視察にいらっしゃいました。
 今後、ホンジュラスが中心となって、中米地区での理数科教育を拡大展開していきたいとのこと。 SMASSE-WECSAというアフリカ域内事業を進めているSMASSEの経験がお役に立てばと思います。

平成16年9月12日〜9月18日 第2回第三国研修事前説明のためのアフリカ諸国訪問 2

 南部、西部アフリカに続き、今度はタンザニア、ウガンダ、エチオピアを廻って 各国の教育省やJICA事務所と意見交換を行いました。

平成16年8月29日〜9月5日 来訪者相次ぐ

 政策研究大学院の笹岡教授率いる3名が、エチオピア、タンザニアとケニアを巡りな がら、開発途上国における援助協調の現状やPFM(公共財政管理)の現状や 援助政策がいかに中央から地方行政にインパクトを与えるかを調査しました。 その途中、SMASSEに立ち寄っていただき、色々とお話を伺う機会を得ました。

 JICAが発行する月刊広報誌 地球発見マガジン「国際協力」の瀧岡企画編集室長が、 ケニアにおける教育分野の協力を取材し、SMASSEを訪問しました。

平成16年8月22日〜9月3日 第2回第三国研修事前説明のためのアフリカ諸国訪問1

 スワジランド、ボツワナ、セネガル、ニジェールの各国をMr. Njugunaが巡回訪問し、 第三国研修の概要やポリシー、必要手続きについて、相手国教育省に説明しました。

平成16年8月下旬 地方INSETの開催とモニタリング評価活動

 フェーズ2開始以来、この1年間で68の地方研修センターの新設を完了し、教員研修 事業を全国展開するのに必要な基盤整備を終えました。この4月には23の地方研修セン ターで地方研修を実施し、約5千人の理数科教員が参加しました。この8月には残り 45センターで約1万人の教員が地方研修に参加しています。

 その時期、モニタリング評価チームは全国の地方INSETの様子を視察します。 3-4名ずつ、5つの班に分かれてプロジェクトの車でケニア全国を駆け巡ります。 2週間の間に出来るだけ効率良く視察できるよう、各地の研修実施日程と地図を見比べながら工夫しています。

平成16年8月24日 NEPAD事務局との活動連携に関する合意文書の調印

 8月23日から25日まで、杉山チーフアドバイザーとMr. Njugunaが、 プロジェクトの支援するSMASSE-WECSA Associationと NEPAD事務局の連携覚書署名式に出席し、署名後の連携活動の方向性をNEPAD及び JICA関係者と協議するため、南アのミッドランドにあるNEPAD事務局を訪問しました。

 8月24日午後3時NEPAD事務局で行われた署名式には、署名者であるProf. Wisemann (NEPAD事務局長)とMr. Njuguna(SMASSE-WECSA, Chairman)に加え、 重家在南アフリカ日本大使、松井一等書記官、下村JICA南アフリカ事務所長、斉藤 JICAケニア事務所職員、ムタヒ・ケニア教育科学技術省事務次官、ムボヤNEPAD教育 アドバイザー、ラーヘッド和美JICA専門家らが同席しました。
 重家大使からは、本連携はTICAD IIIで我が国の掲げたNEPAD支援の実践として高く 評価し、この連携を継続的に支援し、さらにかかる連携が増えることを期待するとい うお言葉をいただきました。
 ケニア教育省次官は、NEPADの署名国としてケニアは、この連携をNEPADコンセ プトが実践に移行したと理解し、積極的に支援することを確約し、域内連携を通した アフリカのキャパシティ開発の重要性を強調しました。
 署名後、関係者間で今後の方針に関し協議を行い、以下の通り合意しました。

  1. NEPAD事務局側は、本件をNEPADの種々の委員会に周知せしめ、 最終的には来年度のAUサミットにおいてSMASSE-WECSAが認知される手続きに入る。
  2. SMASSEプロジェクトでは、そのために必要となる説明書類を作成する。
  3. 現在改修中のCEMASTEAをSMASSE-WECSAとNEPAD連携活動の拠点とする。
  4. 11月予定の第2回第3国研修に合わせ、本センター改修終了引渡しとNEPAD連携センター開所式を行う。
  5. NEPADとSMASSE-WECSA連携活動は基本的に現行プロジェクトの枠内にて実施する。
  6. 連携活動が双方のためになる具体的な行動計画策定のため、今後連絡を密にする。

平成16年8月16日〜8月20日 ステークホルダー(SMASSE関係者)会議の開催

 第6回目を迎えるステークホルダー会議。ASEI/PDSIに則した授業案の作成、 各センターで行ったINSETの報告、それに関連した問題点等の検討を行いました。

平成16年8月15日〜8月18日 マラウイ中等理数科教育改善プロジェクトPDM策定支援

 服部専門家とMr. M. Waitituがマラウイを訪れ、JICA関係者やマラウイ側のプロジェ クト側関係者とともに打ち合わせを行い、事業規模や日本側の投入、スケジュール等 についてアドバイスをさせていただきました。また新政府で新たに任命された教育省 事務次官Dr. Hau氏に面会する機会を得て、ケニアとSMASSE-WECSAに関する活動 報告を行いました。Hau氏は、ケニアにおけるプロジェクト事業の成功に感銘を受け た様子で、ケニアとマラウイの協力関係に感謝の言葉を述べられました。

平成16年8月10日〜10月10日 中央研修講師の本邦研修参加

 広島大学の「中等科学教育実技」という研修コースには、本プロジェクトの主力メン バーが毎年お世話になっております。今年もMr. Muiruri(数学)、Mr. Ngeny(物理)、 Mr. Kilonzo(化学)、Mrs. Kaliuki(生物)の4名が、研修カリキュラム作成能力やASEI& PDSIに基づく授業案開発能力を向上させるため、約2ヶ月間の研修コースに参加して います。

平成16年8月2日〜8月13日 JOCV理数科教師研修の実施

 青年海外協力隊員としてアフリカ諸国に派遣され、中等理数科教育の現場に携わる皆 さんとその同僚の先生を対象とし、SMASSEプロジェクトが展開しているASEI授業と いう理数科教育改善運動を知っていただき、帰国後の授業に生かしてもらおうという 研修を実施しました。ガーナ、ケニア、モザンビーク、南ア、タンザニア、ウガンダ、 ザンビアからJOCV20名、その同僚の先生10名がナイロビに集いました。

平成16年7月11日〜7月18日 ICET学会参加@香港

 本学会にはMr. Njugunaと杉山チーフアドバイザーの2名が参加し、"Mentoring System Construction for Mathematics and Science Teachers at Secondary Education in Kenya" と題するペーパーを発表しました。 (ICET: International Council on Education for Teaching)

平成16年7月3日〜7月9日 WCCI学会参加@オーストラリア

 ケニア人スタッフ5名と服部専門家が参加し"Enhancing Classroom Practices through ASEI/PDSI"と題して本プロジェクトの活動を発表しました。 (WCCI学会: World Council for Curriculum and Instruction Conference)

 発表後には大変大きな反響があり、学会参加者から多くの質問が寄せられました。 教員研修制度の構築という大事業を成し遂げたケニア人発表者に対し、参加者からは 驚きと賛辞の言葉が贈られました。

平成16年7月5日〜7月9日 マラウイ中等理数科教育改善プロジェクト事前評価調査団の来訪

 近い将来マラウイ国で実施される予定の中等理数科教育改善プロジェクト。その計画 立案のためマラウイに派遣されている大木さん(JICA人間開発部、ジュニア専門員)が、 SMASSEプロジェクトを訪れ、様々な角度から意見交換を行いました。マラウイの 現状を見極め、日本に何が出来るのか、ケニアの私たちは何を手助けできるのか、 今後も連絡を密に続けていきます。


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