SMASSE Homepage - What's New 1-2 What's New? (平成16年1月〜6月分)

平成16年6月28日〜7月2日 学習到達度の予備調査の実施

 モニタリング評価チームはいよいよ大規模な学習到達度調査を開始します。今までに も、教室でのインパクト評価として学力調査を実施しましたが、今回の調査は学力、 思考力と教授法、意識、態度や学習との関係について調べるという比較的大規模で詳 細な調査を行うことを目指しています。その準備段階として30の学校を訪問し、 1200名の生徒、120名の教師、30名の校長にアンケートや学力調査を実施しました。

 予備調査の結果を分析し、問題文の難易度を調整したり、問題文中の言葉遣いに改善 を加えるなどしてから、本調査に取りかかる段取りです。

平成16年6月22日〜6月25日 NEPAD事務局ケニア訪問

 先日のWECSA会議の中で活動紹介をしたNEPAD事務局のProf. Mboyaと、NEPAD 支援アドバイザーとして派遣されているラーヘッド和美専門家がナイロビを訪れ、 SMASSEの施設や活動を視察し、今後のNEPADとSMASSEの連携活動について打ち 合わせを行いました。

平成16年6月6日〜6月9日 SEIA学会参加@セネガル

 世界銀行が音頭を取り、アフリカの中等教育開発の戦略を策定する会議で、昨年6月に 第1回会議がウガンダで開催されました。今年も引き続き、セネガルの首都ダカールで 行われる第2回会議にSMASSE-WECSA事務局から1名(Mr. Njuguna)が参加しました。

平成16年5月31日〜6月4日 SMASSE WECSA 第4回域内会議

 南アフリカ共和国のムプマランガ州に展開するJICA事業、ムプマランガ州中等理数 科教員再訓練計画(略称: MSSI)の協力を得て、第4回会議が南アフリカで開催されました。 この4月に大統領選挙を終え、2010年サッカーワールドカップ開催が決まった直後の 南アは、祝賀ムードに溢れていました。

平成16年5月3日〜5月7日 校長INSET

 地方の現職教員研修を計画・運営・実施・管理するマネージャーとして重要な役割 を果たすのが中等学校の校長先生達。SMASSEに関する彼らの理解なしに、研修事業 の全国展開は成功しません。

平成16年4月27日 緒方理事長のSMASSE訪問

JICA理事長就任後、初のアフリカ大陸出張。ケニア訪問を皮切りに、エチオピア、 セネガル、南アの現場を視察訪問しました。SMASSEプロジェクトにも来訪し、 中央INSETの一場面を御覧いただくことが出来ました。この出張にはNHKの取材が 同行し、6月2日のクローズアップ現代で取り上げられました。

平成16年4月15日〜4月16日 ADEA運営委員会への参加

 2003年12月のモーリシャス総会への参加に続き、本プロジェクトのMr. Njugunaが スイスで開かれたADEA運営委員会(アフリカの教育開発を議論する国際組織 : ADEA の運営方針を決定する委員会)に招待され、SMASSE-WECSAの活動と経緯と実績を プレゼンテーションしました。

 プロジェクトにとっての朗報は、この場において、JICAフランス事務所長がJICAの ADEA加盟を正式表明したことでした。さらに「加盟が認定された際には、かねてか ら日本政府が『持続可能な開発に関する世界首脳会議(WSSD: World Summit on Sustainable Development, 南ア, 2002) 』および『カナナキスサミット(2002)』など で表明しているとおり、理数科教育に関するワーキンググループの立ち上げを通して、 アフリカ地域における一層の理数科教育の普及と質の向上を目指したい」との発表が あった模様です。

平成16年4月13日 CEMASTEA改修工事の開始

 昨年7月に正式開所したものの本格的には稼働していなかった新研修施設CEMASTEA の改修工事が始まりました。改修工事の全てが終わるまでには7ヶ月程かかる見込みです。

平成16年4月1日〜4月19日 短期専門家(教育評価)赴任

 広島大学教育開発国際協力研究センター(CICE)の浜野隆助教授が、 この4月に実施される中央INSET、地方INSETの期間に合わせて赴任する見込みとなりました。 SMASSEプロジェクトでは、全国での教員研修の効果を正しく把握するため モニタリング評価ツールのさらなる改善を検討中であり、 全国学力テストを計画していますが、浜野専門家の助言・指導に大いに期待しています。

平成16年2月29日〜3月6日 校長INSET

 地方の現職教員研修を計画・運営・実施・管理するマネージャーとして重要な役割 を果たすのが中等学校の校長先生達。SMASSEに関する彼らの理解なしに、研修の全国 展開は成功しません。全国から80名の中等学校校長を集め、一週間の研修コースを開 催しました。元校長先生という立場からこの研修の講師役を引き受けて下さった JICAケニア事務所のMr.Kibeさん曰く、教員研修事業を行うために欠かせないのが 校長の存在、非常に有意義でエキサイティングな研修内容だったとにこやかに話してくれました。

平成16年2月22日〜2月28日 第4回WECSA会議開催準備のための南ア出張

 南アフリカ共和国のムプマランガ州に展開するJICA事業、 ムプマランガ州中等理数科教員再訓練計画(略称: MSSI)の協力を得て、 第4回会議が南アフリカで開催される見込みとなりました。 ケニアWECSA事務局からの年間報告(第三国研修、ADEA他)、各国からの発表、 近郊の学校を訪れての授業研究が主な内容です。 新たな展開として、NEPAD事務局から教育分野の専門家が参加・発表を行う予定です。 (会議プログラム概要はこちら)
 その打ち合わせのため、SMASSE-WECSA事務局から2名が南アを訪問しました。 MSSI関係者やJICA関係者とともにホテルや会議場など現地の状況を確認し、 是非、第4回会議を成功させようと固く握手を交わしてきました。

平成16年2月1日〜3月14日 フィリピンでの第三国研修参加
"Secondary Mathematics and Science Education for Kenyan INSET Trainers"

 過去2度、SMASSEの中央研修講師を受け入れていただいたフィリピン大学の 国立理数科教育開発研究所(UP-NISMED)にて、6週間の研修が始まりました。 ケニアの地方研修講師と中央研修講師あわせて20名がお世話になっています。 (研修プログラムおよび概要はこちら)

 ケニアで展開するASEI&PDSIアプローチに、さらに厚みを持たせるため、 ケニアからの参加者にはUP-NISMEDに蓄積された有形・無形の財産を どん欲に学び取ってきて欲しいと期待しています。

平成16年1月18日〜2月14日 ナイロビでの第三国研修開催
"ASEI & PDSI Approach in Secondary Mathematics and Science Education in Africa"

 SMASSE-WECSAメンバー国から研修員を招いてのASEI&PDSI普及研修、 つまりこれまでケニア国内で実施してきた中央INSETの短期集中コースを、 周辺諸国の教員養成スタッフに対して実施しようという研修を実施しました。 約1ヶ月間、7ヶ国より42名(レソト8、マラウイ2、モザンビーク8、ルワンダ6、ウガンダ2、 ザンビア10、ジンバブエ6)を集めての研修となりました。 (研修プログラムおよび概要はこちら)

 一週目は各国からの報告やASEI&PDSIの概論、二週目はASEI授業の準備、 三週目は学校へ出掛けてのASEI授業実践、四週目はそれぞれの国へ戻ってからの計画策定と、 研修員にとっても、研修講師にとっても、忙しくも充実した毎日だった様子です。 

 研修の最後には、SMASSEモニタリング評価チームによるインタビュー(ビデオ録画)や アンケート調査も行い、この研修がさらに魅力的で各国で役に立つものとなるよう、 今後の実施運営やカリキュラム策定に役立てたいと思います。 気になる調査結果については、後日、服部専門家が分析して報告する予定です。 (乞うご期待)

 なお、本研修ならびにASEI&PDSIアプローチに関心を持つ ナイジェリア教育省から4名と日下部光専門家(企画調査、基礎教育)が この研修を視察(1/25-2/7)に訪れました。2月6日の最終ミーティングでは 今後のナイジェリアとケニアと日本の連携について、ナイジェリア側より提案書が出されました。 (日下部企画調査員の視察報告はこちら)

 他にも、JICAザンビア事務所から鈴木隆子専門家(企画調査、教育分野援助協調調整)が この研修の視察に訪れ(2/4-2/13)、2/12には杉山チーフアドバイザーがウガンダ教育省を訪問するなど、 ケニアを核にした理数科教育ネットワークがより有機的なものに育ちつつある感じがします。
各国からの研修員
グループ討論の様子
ASEI授業のための準備
生徒を前にASEI授業の実践
修了証書の授与
全員集合

(注) 日本のプロジェクト事業の経験・成果をより広域に普及させるために、 そのプロジェクト拠点に周辺諸国の研修員を集めて実施する研修のことを、 JICAでは「第三国研修」と呼び、日本の行政機関や研究機関で実施する 「本邦研修」と区別しています。社会的状況や歴史的背景が似通った 国同士での研修になるため、また言葉の壁も少ないことから 技術移転の効果が高く、そのうえ実施機関(つまりSMASSE)自身の能力向上 にもつながり、実施経費も安く済む(特に飛行機代)ことから、 今後、こうした形の技術協力が増えていくものと思います。

平成16年1月12日〜1月23日 新規地区を対象とした中央INSET(第1サイクル)開催

 プロジェクトが全国展開して約半年、新たに対象とする地方において 現職教員研修を始めるために、これまで地方研修センターの選定や、 地方研修トレーナーの決定を進めてきましたが、準備の整った地方から順次、 中央研修(今年は第1サイクル)を始めていきます。 (現職教員研修プログラムはこちら)

 現在、まだ新研修施設CEMASTEAの準備が整っていないため、 しばらくは他の研修施設を間借りしての研修実施となりますが、 この一年間12月までほぼ絶え間なく、何らかの研修を開催していくことになります。 記念すべき、フェーズ2が始まって最初のINSETには、4つのディストリクト から79名(Embu 23, Kirinyaga 24, Mbewe 16, Kisumu 16)が参加しています。

●●● 2004年 SMASSE中央研修と地方研修の年間実施計画 ●●●

中央研修:1月から11月まで12回(それぞれ10日間の研修コース)の研修を開催し、合 計960名の地方研修講師が参加する予定。今年一年を通じた第1サイクルの研修テーマ は"Attitude Change"「態度の変化」。「教員中心の授業」から「生徒中心の授業へ」 という理数科授業改造運動を推進するSMASSE研修の第一歩です。

地方研修:地方研修センターが設立できて、地方研修講師が中央研修を受けて、研修 に必要なお金と資機材が整ったところから、4月あるいは8月の後半2週間、全国各地 で開催される見込みです。


平成15年7月〜12月のWhat's Newへ移動する

平成15年1月〜6月のWhat's Newへ移動する

平成14年1月〜12月のWhat's Newへ移動する